トレンド
EPM=Enterprise Performance Management とは企業の業績管理を意味し、管理会計を含みます。業績管理/管理会計の仕組みの改善や整備は事業の状況と成長やその時々の法制度、ビジネス環境の変化に合わせて取り組まれてきました。リーマンショック以降ビジネスが活性化する中、着目すべき近年の動向と整備の方向性は以下のとおりと考えます。
整備の領域・目標/手法の選択
業績管理/管理会計の領域においては様々な理論やツールが存在します。企業のビジネス環境や解決しなければならない経営課題、今後の事業の方向性、マネジメントの経営管理に対する考え方などを勘案し、整備する領域や目標を明確化した上、最適な“方法・やり方”を選択する必要があります。
基礎となる情報基盤の整備
業績管理/管理会計の制度/仕組みを整備する前提として、必要な各種データを連結ベースで取得するためにはデータ構造や処理ルールの標準化および情報を提供するシステムの整備が必要となります。手作業や煩雑なプロセスを介さないと取得できない情報は適時な情報のフィードバックおよびコストから継続的な活用は困難となります。
プロジェクトの推進
以下のステップでプロジェクトを推進しますが、企業の置かれている状況、マネジメントの課題やニーズに合わせ柔軟にアプローチを決定し、推進に必要なプロジェクト体制を構築します。目標とするのは仕組みの構築やツール、ソリューションの導入ではなく、現実に企業が変化し、成長する基盤の構築にあります。私たちはこの推進ステップ全般にわたり支援を行います。